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ドン フリオの中でも高級ラインのドンフリオ1942(Don julio 1942)を徹底解説&レビュー!

ドンフリオ1942 テキーラ銘柄紹介

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本日は以前も紹介したドン・フリオの上級ライン、ドン・フリオ1942をご紹介してまいります。

ドン フリオ 1942の名前の由来

ドン フリオとは?

ドン フリオ レポサドの記事の再掲)
ドン フリオの意味は、ドンが男性につく敬称、フリオは個人名。
日本語で言えば「フリオさん」「フリオおじさん」といったところですかね。

ドン・フリオの写真
ドン・フリオ氏(donjulio.comより)

フリオ・ゴンザレスという方が1942年に17歳で創業した蒸留所で作られています。
そんなフリオさんですが、元々はミクスト・テキーラをトレスマゲイヤスというブランドで作っていたのですが、ある日大病にみまわれます。
その快気祝いに向けて、最高品質のテキーラを作り、親族・仲間内にテキーラを振る舞ったそうです。
そのテキーラが美味しいと噂を呼び、一般発売に至ったそうです。

1942は蒸留所の設立した年

前述のとおり、フリオさんは1942年に17歳で蒸留所を創業しております。
この蒸留所創業年をボトルの名前に採用しています。

ドン フリオのラインナップ

ちなみにドン フリオで最上位のラインはこの1942ではなく、レアルというラインが一本5万円程度であります。以下がドン・フリオの日本未発売も含め、ラインナップとなります。

  1. ドン フリオ ブランコ
  2. ドン フリオ レポサド
  3. ドン フリオ アネホ
  4. ドン フリオ 1942(アネホ)
  5. ドン フリオ レアル(エクストラアネホ)
  6. ドン フリオ アネホ 70周年記念ボトル(クリスタリーノ)※日本未発売
  7. ドン フリオ レポサド ダブルカスク ※日本未発売
  8. ドン フリオ レポサド プライベートカスク ※日本未発売
  9. ドン フリオ レポサド ダブルカスク ラガヴーリン エディション ※日本未発売
  10. ドン フリオ レポサド クラロ(クリスタリーノ) ※日本未発売

ちなみにドン・フリオはレポサドが一番初めに発売されています。そのためか限定のラインもレポサドで発売されることが多いようです。

ドン フリオ 1942の作り方

ロスアルトス地方で栽培されたアガベを使用します。
収穫されたアガベはマンポステラ(石窯)で三日間かけて加熱され、じっくりと糖化させます。
熟成はバーボンの中古樽で2年半かけて行われます。アネホの中では大変長期熟成をしています。
ベーシックな作り方をしていますが、大変丁寧な作りをしているからか、テキーラ好きからも好まれる銘柄となっております。

またボトルの背が大変高いことでも有名で、高級感を感じます。

ドン フリオ 1942の味わい

まず香りを嗅ぐと、濃厚なキャラメルや高級チョコレート、しっかりと加熱されたアガベの香りが前面に出ます。さらに慎重に嗅ぐとバター、濃厚な花(ユリかな?)を感じ、多様な香りが織りなします。

飲んでみると優しい甘さで、キャラメルやバニラ、バターの印象です。
アフターノートは品の良いバニラの香りがします。

オススメの飲み方

間違いなくストレートがおすすめです。
公式の英語サイトを見ると、ロックもおすすめされておりますが、ストレートでゆっくりと味わってください。
テキーラの最大市場のアメリカは、ロックでテキーラを飲むことが多いため、上記のような表記もされているのかと思われます。

定性情報

NOM:1449
蒸留所:Diageo México Operaciones, S.A. De C.V.
エリア
 蒸留所:ハリスコ州ロスアルトス地方
 アガベ産地:ハリスコ州ロスアルトス地方
加熱方法:マンポステラ(石窯)
搾汁方法:ローラーミル
加水:地下水
発酵槽:ステンレス製発酵槽
蒸留回数:2回
蒸留器:銅製コイル使用したステンレス製単式蒸留器
熟成樽:バーボンの中古樽
熟成期間:2年半
度数:40度
相場:1万5千円(記載時の大体の値段)
おすすめ度:☆☆☆☆-
(上記はTequila match makerと製造元HPを参考にして作成)

編集後記

買いたい場合は、、、

いかがでしたでしょうか。
飲みたくなってみたという方は、ぜひ以下からご購入して見ください。

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著者情報

  • 著者名:テキーラダディ
  • 本業:非アルコールの食品系業界のマーケティング部門
  • 資格:日本テキーラ協会認定テキーラマエストロ(100期代)
  • テキーラ関連の経歴:2009年に北海道にあるバーで本格的なテキーラに出会い目覚める。2023年にはハリスコ州内の蒸留所見学を果たす。テキーラ以外にもスコットランドのアイラ島など各地の蒸留所、国内のウィスキー蒸留所、シャンパーニュ、ボルドー、ブルゴーニュ、国内の酒蔵、ブリュワリー、ワイナリーなど全世界のアルコール製造現場を巡る。

Twitterはおすすめ銘柄などを発信

筆者のインスタでは蒸留所の美しい風景などをアップしています。ぜひフォローしてください!

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