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テキーラはハリスコ州の中でもバジェスとロスアルトスで味わいに差がでる

テキーラの産地 テキーラ知識

今日はテキーラの産地別特徴について、わかりやすく2つに分けてご説明します。

テキーラはハリスコ州を中心に製造されている

テキーラの説明記事で、テキーラはハリスコ州を中心に作っていることをお伝えしました。
法令で、テキーラと名乗るためには、ハリスコ州を中心としたエリアで作り、原料アガヴェの原料の割合の規定を守る必要があります。

蒸留所はハリスコ州に約140箇所、それ以外の3州(ミチョアカン州・グアナファト州・タマウリパス州)に4箇所のみあります。
またアガベはハリスコ州以外に4州(上記3州に加えナヤリ州)での生産が認められております。

テキーラ地図
サントリー・サウザ特集ページより

ハリスコ州の中でもバジェス地方とロスアルトス地方が中心

ただハリスコ州の中でも、すべてのエリアでテキーラを作っているわけではありません。
主に2つのエリアに農場・蒸留所が固まっています。
バジェス地方(RegionValles)とロスアルトス地方(Los Altos)が主な生産地です。
よく知られた銘柄の多くはこの2つのどちらかで作っていることが多いです。

それぞれの地方は、その高度からバジェス地方がローランド、ロスアルトス地方はハイランドと呼ばれています。
テキーラ関連のメディアでは、ローランドとハイランドと呼ばれることもあるので、覚えておいてください。

ロスアルトスとバジェスの有名なエリア

ヴァジェス地方の中でもテキーラやアマティタンやエル・アルナルなどの市町村があります。
ロスアルトス地方ではアランダスとアトトニルコ・エル・アルトがテキーラの作っている村としては有名です。
ロスアルトス地方は行政単位で北と南で別れており、南ロスアルトスが上記の村が属しており、北は南ほどテキーラづくりが盛んではないようです。

フードポートより

ロストアルトスとバジェスの味わいは違う

日本酒やワイン、ウィスキーと同様に、作っているエリアで味の特徴があります。
2つの地域で土地の標高・肥沃さに差があり、またテキーラを作ってきた伝統が影響していると思います。
当然、銘柄ごとの特徴もありますが、エリアごとの特徴を覚えることで自分好みの銘柄選びに活かせると思うので、以下で紹介していきます。

上の地図だと、近そうに見えますが、
テキーラ村とアランダス町は150km以上離れており、車で5時間以上はかかるそうです。
日本で言えば、ワインで有名な山梨県勝沼と成田空港ぐらい離れています。
それは農作物の味に違いも出てきますよね。

バジェス(Valles)地方の特徴

テキーラ村があることからわかるように、昔からテキーラを作っているエリアです。
そのため伝統的な製法を守っているところが多いと言われています。
代表的な銘柄でいうと、クエルボやサウザといったミクストでもメジャーな銘柄。
カサノブレ(Casa noble)やコフラディア・カトリーナなどのラ・コフラディア蒸留所などもあります。
味わいとしてはテキーラらしい香りがしっかり、辛味と苦味を感じることが多い傾向です。

ロスアルトス(Los Altos)地方の特徴

ロスアルトスは1900年以降にテキーラづくりが本格的に行われるようになり、
現在流行りの蒸留所が多いです。
上述の通りロスアルトスのほうが高地・土地が肥沃になっているため、栽培したアガベが大きくなります。
大きいアガベのほうが甘くなり、辛味の原因となる皮もカットしやすいので、そのような傾向にあります。

また苦味の強いコゴージョと呼ばれる芯の部分を外す蒸留所もバジェスに比べると多く、苦味が少ない所も多いです。
(アガベやコゴージョについてはアガベの説明記事を参照

どちらかといえば、テキーラに慣れていない方にも楽しんでもらいやすい銘柄です。
有名な銘柄だと、パトロンドン・フリオエスポロンなどが有名な銘柄です。

地方別蒸留所の銘柄紹介

エリアでの好みの傾向を掴んで、
色々と試してみてください。
ちなみに私はどちらかといえば、ロスアルトス地方のほうがもともと好きでした。
最近、色々と飲む銘柄が増えてきて、どちらの特徴もそれぞれ好きになってきました。

バジェス地方の蒸留所銘柄

 

細かな村を知りたい場合は英語版のウィキペディアをご参照ください。
ロスアルトス地方
ヴァジェス地方

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