本日はコスパ良しのアガバレスのブランコを紹介します。
ソーダ割りにもカクテルにもぴったりですので、是非読んでみてください。
アガバレスの作り手はテスラも作っている
アガバレスはアガベが育つ土地という意味だそうです。
そんなアガバレスを作っている蒸留所はDestiladora del Valle de Tequila, S.A. de C.V.(Casa Maestri)という蒸留所になります。
この蒸留所は委託ブランドを様々なブランドオーナーから委託されて作っている蒸留所になります。テキーラは蒸留所自らブランドを保有するところもあれば、ブランドのみ保有し製造は蒸留所に委託するというパターンもあります。
この蒸留所は電気自動車で有名なテスラからも委託を受けてテキーラを作っています。
テスラのテキーラは低下でも250ドル(約25,000円)もする高級テキーラとなっております。
私のカクテル用でオススメのアガベブームもこの蒸留所の自社ブランです。
アガバレスは蒸留所の自社ブランドとなっており、販売はMexcorというアメリカ・ヒューストンの会社担っているようです。(蒸留所HP/Mexcor)
アガバレスの作り方
アガバレスは蒸留所の自社農園で作ったアガベでテキーラを製造しております。
アガベの値段が高騰の中、現在も2,000円以下で作れているのは、自社農園で製造しているからでしょう。
アガベの加熱は、マンポステラという昔ながらの加熱方法とアウトクラベという圧力釜の2種類で加熱しているようです。(加熱方法の詳細)
アガバレスの味わい
香りは青っぽさと加熱されたアガベどちらも感じ、また胡椒、青りんごのような印象も感じます。
口に含むとスッキリとした甘さ、辛さは感じますがそこまで強くはないです。
全体的にバジェス地方らしい味わいといった感じで、悪いところはなく値段的には樹分な味わいと思います。
オススメの飲み方
同価格帯のバジェス地方の銘柄だとストレートはあまりおすすめしませんが、これはストレートでも十分飲めます。たださっぱりとしすぎているので、ストレートでは物足りなさを感じるかと思います。
私としてはソーダ割り、カクテルでよく飲みます。
テキーラカクテルに関する記事でのカクテル向けオススメ銘柄にも選んでおります。
しっかりとアガベのニュアンスを感じ、カクテルやソーダ割りでもテキーラの味わいを感じられるので、良いと思います。
定性情報
NOM:1438
蒸留所:Destiladora del Valle de Tequila, S.A. de C.V.(Casa Maestri)
エリア
蒸留所:ハリスコ州バジェス地方
アガベ産地:ハリスコ州バジェス地方
※Tequilamatchmakerだとロスアルトスのアガベも入っていると表記があるが、ブランドサイト等で見当たらなかった、味わい的に違うかなぁと感じたため記載しておりません
加熱方法:アウトクラベ/マンポステラ
搾汁方法:ローラーミル
加水:地下水
発酵槽:ステンレス製発酵槽
蒸留回数:2回
蒸留器:ステンレス製単式蒸留器
熟成樽:なし
熟成期間:なし
度数:40度
相場:1,700円(記載時の大体の値段)
おすすめ度:☆☆☆☆ー
(上記はTequila match makerと製造元HPを参考にして作成)
編集後記
買いたい場合は、、、
いかがでしたでしょうか。
テキーラコスパ系銘柄の中でも、バジェス地方では特におすすめ銘柄です。
飲みたくなってみたという方は、ぜひ以下からご購入して見ください。
テキーラをもっと知りたくなかった方用リンク集
テキーラ自体をもっと知って、楽しく飲みたいという方は、以下リンクをご参考にしてください。。
筆者渾身のテキーラ解説動画
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テキーラの基礎知識
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著者情報
- 著者名:テキーラダディ
- 本業:非アルコールの食品系業界のマーケティング部門
- 資格:日本テキーラ協会認定テキーラマエストロ(100期代)
- テキーラ関連の経歴:2009年に北海道にあるバーで本格的なテキーラに出会い目覚める。2023年にはハリスコ州内の蒸留所見学を果たす。テキーラ以外にもスコットランドのアイラ島など各地の蒸留所、国内のウィスキー蒸留所、シャンパーニュ、ボルドー、ブルゴーニュ、国内の酒蔵、ブリュワリー、ワイナリーなど全世界のアルコール製造現場を巡る。
Twitterはおすすめ銘柄などを発信
筆者のインスタでは蒸留所の美しい風景などをアップしています。ぜひフォローしてください!
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