本日は味よし、値段良しのカスコヴィエホ(カスコ ビエホ/CascoViejo)をご紹介します。
最近、ソーダ割りで食中酒として結構飲むことが多いです。
コスパ良しのテキーラ、カスコ ヴィエホ
今までもコスパ良いテキーラを初心者向けオススメテキーラやTequila5(Cinco)などをご紹介してきましたが、普段遣いの銘柄としてはTequila5と並びオススメの銘柄です。
値段も2,000円以下で買えて、作り方もしっかりしているのでおすすめです。
安い割にボトルもシッカリ
カスコヴィエホは2,000円以下で購入できるにも関わらず、ちゃんとボトルに凹凸があります。
Tequila5にしてもそうですが、テキーラの造り手たちはボトルにこだわりを持っているため、しっかりとボトルにこだわりを持っています。
ちなみにテキーラはブランドの数だけボトルがあると言われるほど、全て違うボトルになっています。
カスコヴィエホの作り方
カスコヴィエホはCamarena(カマレナ家)によって運営されるGran Dinastiaという蒸留所で作られております。
カマレナ家は18の畑を所有しており、自社農園で作ったアガベを使用していることも値段のやすさに反映されていると思われます。
また加熱方法に関してはマンポステラと呼ばれる昔ながらの煉瓦釜でアガベを加熱します。
アウトクラベという圧力鍋で加熱するテキーラ蒸留所もある中、マンポステラのほうが時間かかるため、燃料代や人件費等を考えるとこだわりが感じられます。
※決してアウトクラベよりもマンポステラのほうが優れていると一概に言えるわけではないです
参考:マンポステラ等加熱方法
カスコ ヴィエホの味わい
香りの特徴としては、しっかりと加熱されたアガベ、葉ものの野菜っぽさ、シナモン、甘い果実。
口に含むとロスアルトスとしては軽めだがクリーミーな甘さ、少々辛味。
余韻としては柑橘っぽさも感じます。
カスコ ヴィエホのオススメの飲み方
オススメの飲み方はソーダ割りが良いと思います!
他にはカクテルならパロマがテキーラの味わいもしっかりと感じられて、オススメ!
(参考:パロマなどのテキーラカクテルの作り方)
他にもロックでも味わいが値段のやすさを考えるとシッカリとしていて良いと思います。
定性情報
NOM:1610
蒸留所:Casa Tequilera Dinastía Arandina S.A. de C.V.
エリア
蒸留所:ハリスコ州ロスアルトス地方アランダス
アガベ産地:ハリスコ州ロスアルトス地方
加熱方法:マンポステラ(煉瓦釜)
搾汁方法:ローラーミル
加水:不明
発酵槽:ステンレス製発酵槽
蒸留回数:2回
蒸留器:単式蒸留器
熟成樽:なし
熟成期間:なし
度数:38度
相場:2,000弱円(記載時の大体の値段)
おすすめ度:☆☆☆☆
(上記はTequila match makerと製造元HPを参考にして作成)
編集後記
買いたい場合は、、、
いかがでしたでしょうか。
コスパ最高の100%アガベテキーラだと思います。
飲みたくなってみたという方は、ぜひ以下からご購入して見ください。
(楽天は輸入元の田地商店の親会社信濃屋の直販です)
テキーラをもっと知りたくなかった方用リンク集
テキーラ自体をもっと知って、楽しく飲みたいという方は、以下リンクをご参考にしてください。。
筆者渾身のテキーラ解説動画
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テキーラの基礎知識
テキーラの一歩進んだ知識
著者情報
- 著者名:テキーラダディ
- 本業:非アルコールの食品系業界のマーケティング部門
- 資格:日本テキーラ協会認定テキーラマエストロ(100期代)
- テキーラ関連の経歴:2009年に北海道にあるバーで本格的なテキーラに出会い目覚める。2023年にはハリスコ州内の蒸留所見学を果たす。テキーラ以外にもスコットランドのアイラ島など各地の蒸留所、国内のウィスキー蒸留所、シャンパーニュ、ボルドー、ブルゴーニュ、国内の酒蔵、ブリュワリー、ワイナリーなど全世界のアルコール製造現場を巡る。
Twitterはおすすめ銘柄などを発信
筆者のインスタでは蒸留所の美しい風景などをアップしています。ぜひフォローしてください!
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